
このブログではFAIや若い人の股関節痛についての情報を発信しております。
そして過去の記事でもあるように、FAIは将来的に変形性股関節症のリスクとなることが分かっています。
そしてそのFAIはスポーツ選手に多く、その骨の異常は思春期頃につくられるということも近年分かってきております。

そこで
私が勤務している病院で「スポーツ股関節検診」を行いました。
対象は、学生世代のスポーツ選手やスポーツに関わる方々です。
検診では、FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)やGroin pain(鼠径部痛)についてのミニ講義を行いました。
これらは当ブログでもよく取り上げているテーマです。
また、当院の理学療法士が股関節の柔軟性や筋力のチェックも担当しました。
一人ひとり丁寧に評価しました。
さらに、理学療法士の指導のもと「HIP3」などのトレーニング体験も実施しました。
こちらも以前ブログで紹介した内容です。
参加者は主に中高生とその保護者、そして指導者の方々でした。
30名以上の選手と、その保護者・関係者を合わせて約50名にご参加いただきました。
このような取り組みは当院では初めての試みでした。
運営には多少時間がかかる場面もありましたが、
理学療法士や事務スタッフの協力で、スムーズに進行できました。
参加者の皆さんからは「とても有意義だった」との声をいただいています。
今後も、より多くの方に股関節の病気やリハビリについて知っていただける機会をつくっていきたいと思います。
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