
以前の記事でFAIに対しては体幹筋力訓練が大事だとお話いたしました。
FAIでは股関節、骨盤が固くなっていることが多いです。
また股関節だけではなく、上半身もかたくなっており、その結果体がうまく使えなくなっています。
そのため体幹を鍛える、だけではなく、体幹をやわらかくするようなトレーニングも大事になってきます。
今回から何回かに分けて、FAIやその他股関節の痛みに対して有用なリハビリテーションを紹介していきたいと思います。
キャットアンドドッグ
四つん這いのまま背中を丸めたり、そらしたりする運動です。
これをすることにより骨盤や背骨がやわらかくなります。
また肩甲骨をよせるようにすることで上半身のトレーニングにもなります。
このトレーニングは股関節の専門家のほとんどの方が取り入れていますのでとても重要なトレーニングです。
こちらもDr Jimmy先生のYouTubeに詳しく書いております。
コツは肩甲骨をよせること、骨盤の動きを意識することです。
バードアンドドッグ
キャットアンドドッグの後に、片手をよつんばいのまま前に出します。
この時に前に出した手のひらは上に向けるようにします。
つづいて前に出した手と反対の足をうしろにのばします。
この動作を10回ほどくりかえします。
これにより骨盤、背骨の動かしやすさだけではなく
前鋸筋、腹斜筋、腹横筋、腰部多裂筋といった筋肉を鍛えることができます。
まとめ
本記事では、FAIや股関節痛のリハビリトレーニングのうちもっとも重要なものの1つである、キャットアンドドッグとバードアンドドッグについて解説しました。
最後まで読んで頂き大変ありがとうございます!
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